2009年11月23日

作陶心

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私は釉薬の中でも比較的融点の低い、とろんっと溶けるようなものが好きです。

触ってみると硬くて冷たいのに、目で見ているとなんだか軟らかそうな…美味しそう(?)な…。

舐めてみたら甘いんじゃないかっていう感じの釉薬にとっても惹かれます。
あめ釉(写真上)なんて、正しくごもっともなネーミングだなぁ…なんて
感心したりして。わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)
私の使っている織部も程よくとろんっと溶けた感じが出るので、これもまた好きな釉薬の一つです。

こんな作品を見ていると、作陶心がニョキニョキっと芽生えてくるのです。

作品片手に何時間も見つめ続けたり、置いてはまた手に持ってみたり…。
…陶芸好きな人ならこういう経験あるんじゃないでしょうか?

ところで私、もうかれこれ1年以上土に触れていません。

…日本に帰ってたり…妊娠してたり…出産したり(?)…。

それに加えて引越しもしたので窯用の電気工事もまたやらなければならなかったりと
まあとにかく陶芸をやれる環境が全く整っていませんでした。もうやだ〜(悲しい顔)

心引かれる事は多々あったのですが、とにかく環境も状況も「陶芸用」にはなっていなかったのです。

が、昨日(土曜日)主人の同僚の電気技師が我が家に来てくれて
ようやく窯用の電気を引っ張ってもらう事が出来ました。グッド(上向き矢印)

みぃみの生活のリズムも落ち着いてきたのでそろそろ陶芸復活時かな?と思う今日この頃です。

posted by ねこmama at 06:55| ロサンゼルス ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月27日

師匠と弟子

DSC05224.jpgアメリカにTodd Warnerという陶芸家がいます。
北アメリカのどこか(フロリダ州かな?)にスタジオを構えて作陶をしているようです。
彼の作る作品はいつもユニークで愛嬌があり、いつも「あぁ、こういう陶芸の形もあるのだなぁ…」と感心しながら見てました。

表情を形作るそのテクニックの見事さ、そしてそれを更に際立たせる為の色。
(彼の作品はこちらで見られます。見たい作品の写真をクリックしてみてください。)

ある日、いつも訪れるギャラリーで彼のことを訊ねてみました。
どこにスタジオを構えてる人なのか、見学は可能なのか、とか…。
応対してくれた人は親切に私の質問に答えてくれて、この陶芸家についていろいろと話をしてくれました。
彼の工房と直接契約しないと彼の作品が展示できない事や、それ以外の場では彼の作品が手に入らない事、お弟子さんが何人いる、だの云々。
DSC05225.jpg
ところが、最後の最後でボソッと一言。

「彼の作品は彼の作品であって彼の作品ではないのよ。」と。
そ、その含みのある言い方は一体何?!と思い、更に訊いてみると…

どうやら、ギャラリーや店頭に彼の名前で出ている作品は全て彼のお弟子さん達が作っているらしい。
彼自身はプロデュースしているだけで、作陶しているわけじゃあないらしい。たらーっ(汗)

それってズルじゃないの?

それって工房じゃなくて工場って言うんじゃないの?

それって芸術じゃなくて商品なんじゃないの?

それって陶芸家っていうんじゃなくて商品開発担当って言うんじゃないの?

なんだかいろんな「???」が湧いてきた。

…日本の陶芸家も自分の名前でお弟子さんに作らせたりするのかなぁ?
タグ:Todd Warner
posted by ねこmama at 03:16| ロサンゼルス 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月25日

使用後

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ローズマリーに続いて、最近はアイビーの増殖をしております。

…じゃなくて、見ていただきたいのは素焼きの鉢たち
あれから一ヶ月以上も経つというのに未だにどの土を使うか決めていなかったのですが、
とりあえずテストで作った小さな鉢たちを実際に使ってみたところいろいろと発見が。

DSC00624.jpgまずはこの鉢、上の写真では一番左端においてあるものです。
…見えますか? …シミです。

どうやら土の触れた場所にシミが付くらしく、時間が経つと共に目立つようになってきました。
この粘土はどうやら却下するしかないようです。

更に…

DSC00626.jpgこの鉢を見てください。
これは写真中左から二番目のものです。

ふちの所にやはりシミの様な物が浮き出てくるようになりました。

…気にしなきゃ気にならないんだろうけど、一度目に付いてしまうと気になり始めてきて…。

食器なんかを作る際もそうですが、使う側の立場に立って作品を見てみないとダメですよね。
外見を気に入って頂いて自宅に持ち帰って頂いた作品は、
「使い心地」も良いものでないと満足はしてもらえませんもんね。
見た感じ、手に取った感じ、使った感じ、使い込んで年季の入った感じ…、どれも作品を作るうえで大事だと思います。

ところで、素焼き鉢はもちろん植物を植える為のもの。
土が入り、肥料が入り、植物を植えられて水をかけられる。

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濡れたときの鉢の色も大事かな? …と思いました。

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2008年06月19日

植木鉢

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例の植木鉢が焼きあがりました。結果は…ちょっと期待はずれ…。バッド(下向き矢印)

いやぁねぇ、もっと色のバラエティーがあると思ったのですよ。
こげ茶とか、赤っぽいのとか…。

ところが焼いてみたら全部同じ色。(厳密に言えば少しずつは違うのですが。)
私が欲しかった色としては濃い目の赤茶、ヨーロッパの方で生産されている
素焼き鉢の様な感じの土が欲しかったのですが…。

感触的にはかなり近いのですよ。土の粒子が細かい分繊細な感じに仕上がって。

う〜ん…あせあせ(飛び散る汗) 
今後どの土を使うかを決めるのは少し時間がかかりそうです。
posted by ねこmama at 09:26| ロサンゼルス ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月16日

テラコッタ

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ずーっと気になっていた低火度焼成の土をようやく試してみる事にしました。

とはいえ、数種類ある粘土の中からどれを選んでよいのかわからなかったので
まずはお試しセットを購入。合計7種類の土が野球の球4個分位ずつ入ってて約¥1200。
こげ茶から茶色、赤土までの色が入っているものを購入してみました。
要するに「テラコッタ」と呼ばれる類の粘土です。
全部ロクロで作ってみましたが、どれもクリーミーな感じで扱いやすかったです。
ただ、きめが細かい分、手びねりでは扱いにくいかもしれません。
手びねり用の場合はそれ用に調合してあるテラコッタを使った方が無難でしょう。

写真はそれぞれの土で植木鉢を作ったもの。

明日焼成する予定です。
posted by ねこmama at 15:17| ロサンゼルス ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月11日

使い道

DSC00165.jpg現在ローズマリーを挿し木にて増殖(?)中。

ローズマリーは這って伸びるものよりも、真っ直ぐ直立して伸びるものが好きです。
なんだか空に向かってグングン伸びて、「前向きーっ!」って感じがして。わーい(嬉しい顔)

ところで、この小さな苗たちに使っている鉢は私のテストピースたち。
写真の鉢は素地と白化粧、それに透明釉のバランスを見る為に作ったテストピース。
テストピースだから…と適当に作った物を焼き上げてから底に穴を開けて植木鉢にしました。
もちろん最初から植木鉢用に穴を開けて作ればもっと簡単に済みますが、作った後で気が変わる事ってあるでしょ?あるよね?うん、あるある。
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焼成してしまった陶器に穴を開けるにはまず、電気ドリルにコンクリート用のドリルビットをつけ(←ビットのサイズはもちろん開けたい穴のサイズを選んでください)、穴を開けたい場所に水を流しながら(←大事です)電気ドリルで穴を開けます。

…この要領で大きなボールを洗面所の流しなんかにも作りかえられますよね。

よかったらお試しあれ。

posted by ねこmama at 12:54| ロサンゼルス 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月31日

海がめ

アイランド人にとって海がめは神様。…なんだそうです。

主人の話によると、今から10数年前のこと、ある島の王様が亡くなった時に、
伝統に従って棺をイカダに乗せて海に流したんだそうです。
すると、どこからともなく海がめ達がそのイカダに寄ってきて、
集まってきたサメから、まるで王様を守るようにイカダと共に沖に泳いで行ったとか。

そ・こ・で!

海がめシリーズなるものを作る事にしました。

DSC00028.jpg

海がめが泳いでる感じ、伝わるかしら??
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近くで見るとこんな感じ。
まだ素焼き前です。

このカメはハワイスタイルのデザイン、Honu(ホヌ)と呼ばれているもの。
他にもMaoriスタイル、サモアスタイルも現在製作中です。手(チョキ)

…なんだか最近、私の作陶スタイルが違う方向に流れていっています。たらーっ(汗)
ところで…
posted by ねこmama at 05:40| ロサンゼルス ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月22日

笑い話

警察の手入れはおよそ2時間で終了。

その後「数年ぶりに静かになったわ。揺れるハート」と、作業場で作業をしていると、
なにやら声が聞こえてきた。

「コレはクッカーか?」と。

…クッカー…つまり麻薬を作る機械のこと。

「(…あら、警察官が戻ってきたのね。)」なんて思って自分の作業に没頭していると、
なにやら私の作業場に人影が。

驚いてその人を見ると、なんだか重装備の刑事さん。

なんて声をかけてよいかわからず、お間抜けにも「ハ、ハロー?!」っと言うと、

「…あ、なんだ…。陶芸用の窯か。」って。わーい(嬉しい顔)たらーっ(汗)

あっ…窯がクッカーに見えたのね。…危ない、危ない。あせあせ(飛び散る汗)
posted by ねこmama at 02:11| ロサンゼルス ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年04月12日

カップ&ソーサー豆知識

DSC05059.jpg主人の春休みはとうとう3週間目に突入です。たらーっ(汗)
…正直言って、いつまでも付き合っていられないので私は私の生活に戻ることにしました。グッド(上向き矢印)
ので、過去二週間の間に行ったところをボチボチ記事にしていきたいと思います。

さて、この写真たちは私たちが最近訪れたGetty美術館で撮影したものです。
(この美術館について語ると長くなるので詳しい説明は端折りますが、アメリカ西海岸で最も有名な美術館の一つと思ってください。)
DSC05058.jpgこれらは見ての通りヨーロッパの古いカップ&ソーサーです。
ところで、何かおかしいなぁ…と思う事はありませんか?

……(考える時間)……(考える時間)……

どうです?気が付きましたか?

そう、お皿の部分が異常に深いのです。
これ以外にも数点のカップ&ソーサーが置いてありましたが、どれもお皿が深いのです。
DSC05057.jpg ← これは右斜め上の写真のカップ&ソーサーの解説。
読んでみると…
「…(略)…このタイプのカップは通常お茶を飲むことに利用されていた。カップにお茶を注いだ後、それを冷ます目的でカップからソーサーに移され、人々はソーサーからお茶を飲んでいた。…(略)…)」
どう?「へー…なるほどぉー…」な話でしょ?わーい(嬉しい顔)
タグ:Getty Museum
posted by ねこmama at 02:13| ロサンゼルス ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月13日

最近の仕事

たまには自分の作品のアップもしてみよう!

数年ぶりに自分の作品をアップする事を「たまには」とは言いませんね。たらーっ(汗)

これは最近作ってるアイランド・マグカップ(素焼き後)です。

DSC00048.jpg

追加でもっと作らなくちゃいけないんですが、なかなか重い腰が上がりません。

ま、そのうち…気分が乗ったら…作り始めるでしょう。ふらふら
posted by ねこmama at 02:17| ロサンゼルス ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 陶芸あれこれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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