2007年01月24日

名前の由来

あれは1989年の12月8日の夕方。まだ私が日本にいた頃。
仕事でお休みをもらったので久しぶりに実家に遊びに行った。
実家には母しかおらず、私は居間でコタツに入ってテレビを見ていた。

しばらくすると、母が「mama、ちょっと来て!」と、私を庭に連れて行った。
行ってみると、そこには長方形のプラスチック製の小さなプランターがあり、
その中には小さな小さな子猫、しかも同じ模様のが3匹猫猫猫
横に一列に並んでウトウトしながら日向ぼっこをしていた。
その光景はポストカードになるくらいかわいらしかった。


「かわいいー!」という私に、母は人差し指を口にあて「シィーっ!」と言った。
私がそーっと2、3歩近づいても気づかない。
更に5歩、6歩と近づく。
もう少しで触れる!という距離まで近づくと、
3匹のうち、両端にいた子猫たちはパッと目を覚まし、走って逃げた。が、
真ん中のだけはそのまま寝ぼけたようにプランターの中にいた。

頭を撫でても抱き上げても一向に逃げようともしないその子を、
私は自分のアパートにつれて帰った。が、名前が決まらない。
なんだかパッと来る名前が浮かばない。

翌日、同僚達にその話をすると、「簡単に花子でいいじゃん?!」と言われた。
「そんなのつまんないジャン?!」という私に他の同僚は、
「ミーちゃんとか、タマ、とか…」と次々に候補を挙げてくれたが、どれもパッとしない。
そんなこんなで名前が決まらないまま一週間が過ぎたある日、
仕事から帰った私は家で夕飯を作っていた。

甘ったれのこの子猫は、料理をしている私の足元に来て「抱っこして!」の催促をし始めた。
抱き上げて肩に乗せると、そこから料理をしている私の手元を不思議そうに眺めていた。
でも、数分もすると飽きたらしく、「降ろして!」の催促。
両手のふさがってた私は「ちょっと待って!」と言いながら濡れた手をタオルで拭いていると…

子猫は待てなかった。
私の肩から、まるで清水の舞台から飛び降りるようにジャンプした。

子猫は知らなかった。
自分がまだ子供だという事を。

子猫は…木のフローリングの床に見事に顔面から着地した…

慌てて駆け寄り、子猫を抱き上げてみると…鼻血。たら〜んと…血が鼻から…

DSC00286.JPG
翌日、またしても同僚達にこの話をすると、
前述の同僚が、「ほら!やっぱり名前はハナコ(鼻子)で決定だよ!」

…なんだか、「ハナ子(鼻子)」にはパッひらめきとするものがあった…
タグ:ハナ子
posted by ねこmama at 00:42| ロサンゼルス ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 猫だらけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/31994627
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。